2009  7月  ロケ用車椅子の装備

外ロケで雰囲気の良いポイントを撮影しながら移動するには車椅子が欠かせない。

私のように自宅から車椅子で出撃する無謀者には勿論、車でロケ地まで連れて行く人にも車椅子は必要になってくる。

J2大人ボディを車椅子に乗せている自分がどんな持ち物/装備をしているか紹介します。

もし、これから車椅子の導入を考えている人がいれば (いないかな?) 少しは参考になるかな〜?

先ずはいつもの持参品です。   外ロケで重要視するレフ板、アシスタントなどいないので1人で全部をこなせないとならないの

でレフ板三脚は重宝します。  三脚とレフ板とレフ板ステーとクリップがアシスタント代わりになります。  手ぶれ防止の一脚。

レフ板以外の補助でLEDライト。  虫除け。  黒スポンジは靴の下に敷きます、ヒールが高ければちゃんと地面につきますが

短いと浮き気味になってしまうので敷きます。  半透明ビニール袋はレフ板の光量が強い時に被せて減光します。

タオル2本は車椅子に座った時に太ももの外側に突っ込んで足のバタつきを防ぎます。 フリーボディなもんで。

車椅子のステップにパイプ家具用の丸ジョイントを取り付け。
ヒールをこの穴に入れるとずれません。
そして足首保護のスポンジ、うちのは左足首が弱くなっているので外側に折れないように保護してます。  固定ボディでしっかりしていれば不要です。

長時間の車椅子移動では時として足が遊んで足首が外に曲がることも有りますのでステップにドアー用の取っ手を取り付けマジックテープで靴/足を固定します。

三脚は荷物になりますので車椅子の下にマジックテープで固定します。
マジックテープは両面が使える(オス・メス)タイプが使いやすいです。
普通のホームセンターでは扱ってませんね。 これを買いにハンズまで行かなければなりません。

フリーボディと言うことでお話しを進めています。  シートベルトは必要です、締めないと徐々にズレて行きます。    タオルで太ももの遊びを防ぎます。 これをしないとオマタを開いたり膝が片方に寄り過ぎたりで按配悪いです。

ドールスタンド (ドールエンド) です。  合板木板と棚用のL字アングルとスポンジで制作。
背当てをパイプで作れば目立たなくて良いかもしれませんが今更作るのも面倒です。
背中からの撮影は少ないのでこれで妥協しちゃってます。

背当ての幅は車椅子の下に入るように寸法を決めます。

ドールエンドの底側にはスポンジを貼り付けてあります。
滑り止めにもなりますしベンチなどにも傷を付けずに済みます。

← これが荷物を入れたDバッグを固定した図です。

一脚も邪魔なので隙間に挟んで起きます。

色々固定する為に仮止め用タイラップを多めに用意しておくと役に立ちます。

ゴムロープはDバッグが後方に膨らまないようにする為のものです。
膨らむと足に触って歩きずらいです。




ロケ地を彼方此方車椅子で移動していて最終的にこんな感じになりました。

多分、固定ボディだったらもっと省ける所があるでしょう。

怪我だらけの娘ですが身体を新調する予定はないのでこのお出掛けスタイルはまだ当分続くでしょう。

sayaka